港区の不動産売却で物件以外に気を付けるべきこと
室内はきれいで問題はない、売却価格も相場から外れていない。仮にそうだとしても売れるのに時間がかかる物件や売れない物件があります。こうした物件はどんな点が問題なのか、所有者ではわからないこともあるもの。ここではマンションを例にとって、売却にあたって専有部分以外で気を付けるべき点について解説します。
【修繕積立金】
「修繕積立金は毎月払っている。何が問題なのか」と思った人もいることでしょう。ここでは毎月の支払っている修繕積立金の話ではなく、マンション全体の積立金の問題です。マンションは定期的に修繕が必要となります。 特にコストがかかるのが大規模修繕です。外壁の塗り直し、エレベーターの修繕や交換、屋上の張り替えといったことには当然ながら多額の費用がかかります。それを賄うのが修繕積立金です。この修繕積立金は各所有者が毎月支払ったり、購入時にまとめて支払ったりしています。
ところが近年、この積立金が不足しているマンションも多いのです。修繕積立金の設定は新築時に行います。新築時になるべく月々の費用負担が少なく見せるように、修繕積立金の金額を低く設定している場合があるのです。修繕積立金が不足していると、当然ながら修繕ができません。
こうしたことを買主が察知するとそのマンションは敬遠されるのです。買主は不動産業者を通じて積立金の金額を確認します。こうした点は売主よりも買主の方が詳しいこともあるのです。
【駐車場】
港区内のマンションでも駐車場のあるマンションは多くあります。駐車場附置義務といって、一定台数の駐車場の設置がマンションに義務付けられているエリアが多いからです。地価の高い港区では、機械式の駐車場も多く見られます。 この機械式駐車場で問題となるのは維持管理費です。もうひとつの問題は、機械式駐車場は車の出し入れがしにくいこと。どうしても時間がかかるのです。このため機械式駐車場の稼働率が低下して維持管理費が賄えなくなっているマンションもあります。
購入しようしているマンションが機械式駐車場しかないと、それだけで敬遠してしまう買主もいるくらいです。
【まとめ】
今回挙げたテーマは普段住んでいると意識しないこともあります。ですが、いざ売却になると問題として浮上してきます。しかもこれらは自分たちの力ではどうにもならないことです。こうした場合にどうしたらよいのか、港区不動産売却センターでは的確なアドバイスができます。不動産売却で不安なことや問題がある場合には、港区不動産売却センターに相談してみてください。
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